ジョン・レノン | 郵便学者・内藤陽介のブログ

 ジョン・レノン

 今日は12月8日。例年だったら、真珠湾がらみのブツを持ってくるところですが、今年は、ジョン・レノンの没後25周年ということで、この切手をアップします。


 ジョンレノン


 切手は、1988年、西ドイツ(当時)が発行した青少年の切手収集家のための資金を集めるために発行した寄付金つきのもので、バディ・ホリー、エルビス・プレスリー、ジム・モリソン(ドアーズ)といった伝説的なロック・ミュージシャンとともに、ジョン・レノンの肖像が取り上げられています。


 この切手が出た当時、外貨目当てにいかがわしい切手を濫発する国ならともかく、まさか西ドイツのようなお堅い国から発行されるなどとは想像もできなかったので、日本の収集家は少なからずショックを受けたものでした。まぁ、この切手も収集家目当てといってしまえばそれまでですが、さすがはドイツ製。カリブ海で発行された怪しげな切手に比べると、格段に良いできです。


 ちなみに、ジョン・レノンが亡くなったとき、僕は中学生でした。当時、ビートルズの曲は「イエスタデイ」や「ヘイ・ジュード」等はさすがに知っていましたが、それほど詳しかったわけでもなかったので、自分の両親(当時40前後)の人たちが大騒ぎしているのを見ても、なんとなく実感が湧かなかったというのが正直なところでした。


 その僕も、年が明けるとすぐに39歳。娘は来年中学生になります。25年という年月とはそういうものなのか、ということがなんとなく実感できるような気がしました。


 さて、ここ数日の日記でもお話しているように、画像フォルダの要領があと数日で満杯になるので、近々、対策を講じます。作業が完了次第、皆様にご案内する予定です。この間、いろいろとご面倒をおかけすることがあるかも知れませんが、どうぞよろしくお願いします。