<JAPEX>から“反米展”へ | 郵便学者・内藤陽介のブログ

 <JAPEX>から“反米展”へ

 おかげ様で、第40回全国切手展<JAPEX>は昨日(30日)をもって無事、終了いたしました。


 今回の<JAPEX>のデータについては、追って、主催者の(財)日本郵趣協会事務局より報告・発表がありますが、入場者数は前年比で約一割増(入場券の半券ベース、リピーターをいっさい含まない数字)となったほか、収支面でも大幅に状況が改善されました。いろいろと細かい点では問題も少なからずあったのですが、まずはイベントとして合格点には到達することができたのではないかと自負しております。


 これもひとえに、皆様のご支援・ご協力の賜物です。実行委員長として、この場を借りて厚くお礼申し上げます。


 さて、<JAPEX>が終了し、明日(11月1日)からは、東京・白金の明治学院・インブリー館 にて「反米の世界史:切手が語るアメリカ拡大の歴史」展を開催いたします。(下記の画像は同展のポスターで、クリックしていただくと、拡大画像で詳細をご覧いただけます)


 反米展


 

 今回の展示は、国指定の重要文化財であるインブリー館が東京文化財ウィークの期間中、公開されるのにあわせて開催されるもので、6月に刊行した拙著『反米の世界史』(講談社現代新書) の図版として用いた切手・郵便物を中心に展示します。いわゆる切手の展覧会でよく使われるフレーム展示ではなく、アルミのパネルとイーゼルを用いた、ちょっとクラッシクなスタイルの展示となりました。


 会期は11月1日から10日の10:00~16:30(入場は16:00まで)で、入場は無料です。会場の建物が実にすばらしいので、ぜひ、お運びいただけると幸いです。


 ◆トップページの右側、カレンダーの下にあるテーマ一覧の反米の世界史(含反米ネタ) ( 13) をクリックすると、今回のイベント関連の過去の記事(ただし、必ずしも、その全てが今回、展示されているわけではありませんが)をご覧いただけます。よろしかったら、こちらもどうぞ。